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Cursor 無料枠完全ガイド:月50回のリクエストと2000回の補完を極限まで使い倒す方法

午前3時、画面上の17個目の関数を見つめながら、Tab キーの上で指を止めました。Cursor がまたあの忌々しいポップアップ「You’ve hit your free requests limit(無料リクエスト上限に達しました)」を出してくるんじゃないかと怯えていたのです。

この感覚、分かりますよね。コードを書いていてノッている時に突然制限で中断されると、頭が真っ白になります。さらに腹が立つのは、その「50回」の Premium リクエストを一体どこで使い果たしたのか、自分でもよく分からないことです。

正直、私も最初は Cursor 無料版のルールをよく理解していませんでした。公式サイトにある「50 slower premium requests(50回の低速プレミアムリクエスト)」と「2000 completions(2000回の補完)」という数字を見て、頭に浮かんだのは3つの疑問だけでした:

  • この数字で足りるのか?
  • Premium リクエストって何?コード補完と何が違うの?
  • 使い切ったらどうなる?Pro にアップグレードすべき?

1ヶ月以上使い倒して分かったのは、多くの人が無料枠を無駄遣いしているということです。1週間で使い切る人もいれば、1ヶ月経っても半分余らせる人もいます。その差はどこにあるのか?答えは「計算ルールを知っているかどうか」だけです。

この記事では、Cursor 無料版の全詳細を解き明かします。50回と2000回のカウント方法、使い切った後の4つの対策、そして無料枠を1ヶ月持たせるための6つの裏技テクニックまで、全て解説します。

Cursor 無料版の枠は実際どれくらい?数字の裏側

結論から言うと、Cursor 無料版は毎月50回の Premium リクエスト2000回のコード補完を提供しています。多そうに見えますか?まずはこの2つの数字の意味を理解しましょう。

Premium リクエストとは?

簡単に言えば、AI モデルに「深く考えさせる」操作のことです。具体的には:

  • Composer 多ファイル編集:Cursor に3つのファイルを同時に修正させるなど
  • 大規模なコードリファクタリング:モジュール全体のアーキテクチャを一気に書き換える
  • 複雑な会話:Chat パネルで「ユーザー認証システムを設計して」といった大量のコード生成を伴う質問

Cursor で Composer (Cmd/Ctrl+I) を開いて要件を書くとき、それは Premium リクエストを消費しています。1回使うごとに、50回の枠から1回減ります。

コード補完とは?

これは分かりやすいですね。コードを書いている時に Tab キーで自動入力されるあの提案です。

例えば function getUserData と書いた時、Cursor が (userId: string) { return fetch... } と提案し、あなたが Tab でそれを受け入れれば、1回の補完とカウントされます。

2000回と聞くと多く感じるかもしれませんが、ヘビーユーザーなら1週間で使い切れます。自分が1日に何行コードを書くか計算してみてください。Tab を押すたびにカウントされるのです。

初心者ボーナスを見逃すな

あまり知られていませんが、新規登録ユーザーには14日間の Pro 試用期間が付与されます。この期間中は150回の高速 Premium リクエストが使えます。

注意点として、試用期間中の150回は「fast requests(高速リクエスト)」です。無料版の「slower requests(低速リクエスト)」より数倍速いです。試用期間が終わると、月50回の低速リクエストにダウングレードされます。

このボーナス期間をどう使うのが一番お得か?

  • 複雑なプロジェクトの初期構築に使う
  • Composer の機能を一通り試してみる
  • AI の助けが大量に必要なタスクを終わらせる

試用期間が終わったら、節約モードに入りましょう。

競合との比較

GitHub Copilot の無料版はどうでしょうか?答えはほぼ同じです:2000回のコード補完+50回のチャットリクエスト。

どうやら業界標準のようです。本当の差が出るのは Pro 版の価格と機能です。これについては次のセクションで話します。

私の実測では、ライトユーザー(毎日1-2時間コーディング)なら、月に20-30回の Premium リクエストと800-1200回の補完を消費します。これなら無料版で十分です。

しかし全職開発者なら、1週間で50回を使い切ってしまうでしょう。ではどうすればいいでしょうか?

無料版 vs Pro 版:月額20ドルの差はどこにある?

Pro 版(約3,000円/月)へのアップグレードを考える時、誰もが思います。「それだけの価値はあるのか?」

答えは使い方次第です。比較表を見て判断してください:

比較項目無料版Pro版 ($20/月)
Premium リクエスト月50回 (低速)無制限のコード補完 + 従量制チャット
コード補完月2000回無制限
応答速度Slower requestsFast requests
利用可能モデル一部モデル (Cursor Small, Gemini Flash等)全モデル (GPT-4, Claude 3.5 Sonnet, o1等)
Composer制限あり完全機能
実質換算-$20 は約225回の Sonnet 3.5 または500回の GPT-4 リクエストに相当

格差が見えましたか?Pro 版の最大の強みは回数だけではなく、速度モデルの質にあります。

速度はどれくらい違う?

無料版の「slower requests」の体感はどのようなものでしょうか?

Composer にリクエストを投げると、コード生成が始まるまでに5-10秒待たされます。Pro 版なら1-2秒です。

たかが数秒と思うかもしれませんが、バグ修正で行ったり来たりしている時、毎回10秒待たされるのと2秒で返ってくるのでは、体験が全く違います。1日で換算すると30分以上の時間を無駄にすることになります。

モデル制限の影響は?

無料版で使える主なモデルは:

  • Cursor Small(独自軽量モデル、速いが賢くはない)
  • Gemini 2.5 Flash(Google の無料モデル)
  • GPT-4o mini(OpenAI の軽量版、1日500回制限)

これらも悪くないですが、複雑な問題には力不足です。

例えば「複雑な状態管理ロジックをリファクタリングして」と頼んだ時、無料版のモデルはバグだらけのコードを出すことがありますが、Pro 版の Claude 3.5 Sonnet なら一発で完璧なコードを出してくれます。

20ドルで何を買っているのか?

Pro 版の課金ロジックは変わりました。月額20ドルを払うということは、実際には20ドル分の API 利用枠を買っていることになります。

この20ドルは以下に換算できます:

  • 約225回の Claude 3.5 Sonnet 対話
  • 約550回の Gemini Pro リクエスト
  • 約500回の GPT-4o リクエスト

無料版の50回と比べると、4〜10倍の使用量です。しかも高速応答で待ち時間なしです。

誰がアップグレードすべき?

判断基準はシンプルです:

アップグレード推奨

  • フルタイム開発者(毎日4時間以上コーディング)
  • 頻繁に複雑なリファクタリングをする人
  • 待つのが嫌いな人(10秒待てない)
  • Cursor を商業プロジェクトで使っている人

無料版でOK

  • 学生(課題、学習用)
  • 個人開発者(ライトユーザー、節約テクニック併用)
  • お試しユーザー(AI プログラミング体験)

私自身?試用期間が終わって2週間無料版を使いましたが、毎回待たされるのに耐えきれずアップグレードしました。私にとって20ドルで買える時間は、それ以上の価値があります。

しかし学生や趣味プログラマーなら、無料版で十分です。大事なのは「使い方」です。

無料枠を使い切った時の4つの対策(公式+裏技)

さて、ここからが本題です。50回を使い切ったらどうするか?

公式な方法と、ネットで囁かれる裏技に分けて紹介します。

公式策1:来月のリセットを待つ

最も健全な方法です。

Cursor の無料枠は毎月リセットされます。リセット日はアカウント作成日です。

1月15日に登録したなら、毎月15日の0時にリセットされ、また50回と2000回が復活します。

残りの確認方法は?
Cursor → Settings → Usage タブを開くと、明確に書かれています:

  • Premium requests: XX/50 used
  • Completions: XXXX/2000 used

これを見て、切れそうならペースを落としましょう。

公式策2:Pro 版にアップグレード

説明不要ですね。20ドル払えば、即座に制限解除です。プロの開発者なら、これが最も理にかなっています。

裏技策1:アカウント削除&再登録

フォーラムなどでよく見かける方法ですが、リスクがあります

手順:

  1. Cursor Settings → Account
  2. Delete Account(アカウント削除)をクリック
  3. 同じメールアドレスで再登録
  4. システムは新規ユーザーとみなし、無料枠+14日試用を再付与

夢のような話ですが、落とし穴があります。3回削除すると制限されます

システムが「Too many free trial accounts used on this machine(このマシンで試用アカウントが多すぎます)」という警告を出します。

一度マークされると、何度再登録しても無駄です。なので最大でも2〜3回までにしておきましょう。欲張ってはダメです。

裏技策2:メールエイリアス機能

もう少しステルスな方法です。

多くのメールサービス(Gmail, Outlook等)はエイリアス機能をサポートしています。

例:

これら3つは全て [email protected] にメールが届きますが、Cursor は別のアカウントとして認識します。

これで無限に新規登録できます。

しかし——これもリスクがあります。Cursor は同一マシンでの複数アカウント利用を検知する可能性があり、同様に制限を受ける可能性があります。

裏技策3:機器IDリセットツール(非推奨)

ネット上には「マシンIDをリセットして制限を回避する」ツール(cursor-fake-machine など)が出回っています。

警告しておきます:

  1. 規約違反:明白な不正利用であり、BAN される可能性があります。
  2. セキュリティリスク:出所不明のツールを実行するのは危険です。
  3. ブラックリスト入り:頻繁なリセットは検知され、永久BANのリスクがあります。

私のアドバイス:学習用ならアカウント再登録程度はいいかもしれませんが、商業利用なら大人しく払いましょう。 アカウント停止のリスクを負う価値はありません。

私の提案

  • 学生/学習者:アカウント削除&再登録を試す(3回まで)
  • 個人開発者:次のセクションの節約テクニックで1ヶ月持たせる
  • プロ開発者:Pro に課金する

Cursor が本当に生産性を上げるなら、月20ドルは安いです。Netflix や Spotify より遥かに高い ROI(投資対効果)をもたらすはずです。

無料枠を延命させる6つの実用テクニック

では、どうやって50回の Premium リクエストと2000回の補完を長持ちさせるか?

私が1ヶ月間検証して効果があったテクニックを紹介します。

1. コンテキスト管理:AI に二度手間をさせない

最も無駄なのは、同じコードを何度も読み込ませることです。

Chat で「この関数を最適化して」と聞き、5分後に「バグはない?」と聞く。これだと2回分の処理が走ります。

節約術:
一度の会話で全て聞きましょう。「この関数のバグをチェックし、最適化案も出して」。

また Composer を使うときは、@Codebase で全プロジェクトをスキャンさせるのではなく、関係するファイルだけを指定しましょう。

これでトークン消費を20-30%抑えられます。

2. 長い会話は切る

Cursor のトークン消費は、会話が長くなるほど増えます。履歴を全て読み込むからです。

Chat ウィンドウで10回やり取りすると、毎回過去の履歴を読み込むため、消費量が跳ね上がります。

節約術:
タスクが終わったら、その Chat は閉じて新しく始めましょう。

「さっきのコードに基づいて…」と続けるより、新しいコードをコピペして新規チャットで始めた方が遥かに安上がりです。

3. プロンプトは正確に:修正回数を減らす

見落としがちなポイントです。

曖昧に「コードを直して」と頼むと、意図と違うコードが出てきて、「いや、そうじゃなくて…」と修正依頼する羽目になります。これで2回消費です。

節約術:
「パフォーマンスを最適化して」ではなく「このループを Map を使って O(n) に書き換えて」と具体的に指示しましょう。

一発で正解を出させれば、修正リクエストを節約できます。

4. Tab 補完を優先し、Composer を避ける

シンプルな戦略:Tab 補完で済むなら Composer は使うな。

Tab 補完は2000回、Composer は50回です。どちらが貴重か明白です。

節約術:

  • 単純な CRUD やバリデーション?Tab 補完で書く
  • 変数名変更や import 追加?Tab 補完で
  • 3ファイル同時修正や大規模リファクタリング?ここで初めて Composer を使う

Premium リクエストは、本当に必要な難問のために取っておきましょう。

5. 使用量アラート:突然死を防ぐ

金曜の夜に「枠が切れました」と言われる絶望を防ぎましょう。

節約術:
定期的に Usage パネルをチェックします。残り10回を切ったら「緊急モード」に入りましょう。新機能開発には使わず、緊急バグ修正用にとっておくのです。

6. 無料ツールとの併用

Cursor だけが AI ツールではありません。

基本的なこと(簡単な補完、単純な質問)は、他の無料ツールに任せましょう:

  • GitHub Copilot 無料版(2000回補完+50回チャット)
  • VS Code の無料 AI プラグイン
  • ChatGPT / Claude の Web 版

節約術:
ドキュメント作成やコメント書きは Copilot に任せ、複雑なアーキテクチャ設計だけ Cursor にやらせる。これで負荷分散できます。

総合効果

これら6つを組み合わせれば、使用効率は50%以上向上します。本来2週間で尽きる枠が、1ヶ月持つようになります。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、2週間もすれば習慣になります。

無料版で足りる?3つのユーザータイプ別診断

結局、無料版で足りるのか?答えは**「あなたが誰かによる」**です。

3つのタイプに分けて診断します。

タイプ1:学生/学習者 —— 完全OK

あなたが学生や学習中なら、無料版で十分すぎます。

典型的な使用量:

  • 課題(週2-3個の小プロジェクト)
  • チュートリアル学習
  • 個人練習

月間消費:

  • Premium リクエスト:15-25回
  • コード補完:600-1000回

余裕で収まります。さらに14日試用期間もあるので、学期中の大きな課題もこなせるでしょう。

タイプ2:個人開発者 —— ギリギリOK(要工夫)

自分のプロダクトを作っている個人開発者の場合、無料版は使えますが、上記の節約術が必須です。

典型的な使用量:

  • 個人開発(1日3-5時間)
  • 外注案件
  • オープンソース活動

月間消費:

  • Premium リクエスト:35-50回(ギリギリ)
  • コード補完:1500-2000回(ほぼ使い切る)

1ヶ月持たせるには工夫が必要です。締め切り前などは一時的に Pro にするのも手です。

タイプ3:プロ開発者 —— 無理、Pro 推奨

会社でフルタイム開発しているなら、無料版は1週間持ちません。

典型的な使用量:

  • 業務開発(1日6-8時間)
  • 大規模リファクタリング
  • 高頻度デバッグ

週間消費:

  • Premium リクエスト:50回以上(足りない)
  • コード補完:2000回以上(全く足りない)

「無料版は一週間で体験版として使い、その後 Pro にアップグレードしました」という声が多数です。プロにとって20ドルは、得られる効率ですぐに元が取れます。

決定木:あなたはどっち?

毎日4時間以上コードを書く?
  └─ はい → 即 Pro
  └─ いいえ → 次へ

Composer で多ファイル編集を頻繁にする?
  └─ はい → Pro 推奨
  └─ いいえ → 次へ

商業プロジェクトをやっている?
  └─ はい → Pro 推奨(枠切れで止まるリスク回避)
  └─ いいえ → 無料版でOK

結論

まとめましょう。

第一に、Cursor 無料版の枠(50回リクエスト+2000回補完)は、ライトユーザーには十分すぎる量です。学生や趣味プログラマーなら心配無用です。

第二に、使用習慣を最適化(コンテキスト管理、チャット分割、Tab 優先)することで、効率を50%上げられます。これで中級ユーザーでも無料枠で戦えます。

第三に、プロ開発者は迷わず Pro にしましょう。月3,000円で手に入る時間は、それ以上の価値があります。

最後にアクションプランを:

  1. 今すぐ Usage をチェック(Settings → Usage)して、自分の消費ペースを知る
  2. 2週間は無料版で粘る。本当に足りないか見極める
  3. 足りなければ節約術を試す。それでもダメなら課金

枠が切れるのは怖いことではありません。ルールを知り、賢く使えば、無料版でも Pro 並みの成果が出せます。

FAQ

Cursor 無料版の50回Premiumリクエストと2000回補完とは何ですか?
Premium リクエストは AI に深く思考させる操作(Composer 多ファイル編集、大規模リファクタリング、複雑なチャット)を指します。
コード補完は Tab キーによる自動入力提案で、1回受け入れるごとにカウントされます。
ライトユーザー(1日1-2時間)なら月20-30回のリクエストと800-1200回の補完で済むため、無料版で十分です。
無料版とPro版($20/月)の決定的な違いは?
3つの大きな違いがあります:
1. 応答速度:無料版は生成開始まで5-10秒、Pro版は1-2秒(1日で30分の差)。
2. 利用可能モデル:無料版は一部モデル制限あり、Pro版は GPT-4, Claude 3.5 Sonnet 等の高性能モデルが使い放題。
3. リクエスト量:Pro版の $20 は約225回の高速 Sonnet 対話分に相当し、無料版の4-10倍の容量です。
無料枠を使い切ったらどうすればいいですか?
公式な方法は2つ:
1. 来月のリセット日(アカウント作成日)を待つ。
2. Pro 版にアップグレードする。

非公式な方法(リスクあり):
1. アカウント削除&再登録(3回まで、それ以上は制限)。
2. メールエイリアスで新規登録(同一マシン検知のリスクあり)。
学習用なら再登録もアリですが、商業利用なら課金をお勧めします。
無料枠を長持ちさせるコツはありますか?
以下の6つが有効です:
1. コンテキスト管理:一度にまとめて聞き、重複質問を避ける。
2. チャット分割:長くなったチャットは閉じ、新規チャットで始める。
3. 正確なプロンプト:一発で正解を出させ、修正回数を減らす。
4. Tab 補完優先:Composer は複雑なタスク専用にする。
5. アラート設定:残り10回を切ったら緊急用にする。
6. 他ツールの併用:単純作業は Copilot 等に任せる。
私は無料版で十分ですか?それともProにすべき?
タイプ別診断:
• 学生/学習者:無料版で完全OK。
• 個人開発者(1日3-5時間):節約テクニックを使えば無料版で維持可能。
• プロ開発者(1日6時間以上/商業利用):即 Pro 推奨。無料版では1週間持ちません。

8 min read · 公開日: 2026年1月10日 · 更新日: 2026年2月4日

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